指定した数値の範囲で抽出する

Access2013で、指定した数値の範囲で抽出する方法です。

下の商品管理テーブルの在庫数を範囲を指定し抽出します。

1. リボンの［作成］を選択します。
2. クエリ部分の［クエリデザイン］をクリックします。

テーブルの表示ダイアログボックスが開くので、使用するテーブルかクエリを選択します。ここでは商品管理テーブルを選択します。

表示するフィールドを選択します。抽出するフィールド、ここでは［在庫数］の抽出条件に「Between 300 And 500」と入力します。
範囲は「Between ～ And ～」で指定します、これは「～以上　～以下」を表しています。

作成したクエリの実行結果です。「300以上　500以下」の在庫数のレコードが抽出できました。

不一致クエリを作成する

Access2013で、不一致クエリを作成する方法です。不一致クエリとは２つのテーブルを比較し、片方のテーブルに存在しないレコードを抽出するクエリです。

比較する１つ目の「商品マスター」テーブルです。

比較する２つ目の「製品マスター」テーブルです。　上の「商品マスター」と比べると［商品ID］が4と7のレコードがありません。

不一致クエリを作成します。
リボンの［作成］－クエリグループの［クエリウィザード］をクリックします。

「新しいクエリ」で［不一致クエリウィザード］を選択します。
［不一致クエリウィザード］のヒントです「このウィザードで、１つのテーブルからほかのテーブルと一致しないレコード（行）を抽出するクエリを作成します。」

［不一致クエリウィザード］が始まります。
「このウィザードは、あるテーブルのレコードのうち、もう１つのテーブルのレコードと対応しないものだけを抽出するクエリを作成します。たとえば、注文がなかった得意先だけを抽出するクエリを作成できます。最初にレコードを抽出するテーブルまたはクエリを選択し、次に比較に使うテーブルまたはクエリを選択します。　レコードを抽出するテーブルまたはクエリを選択してください。」で１つ目のテーブル「商品マスター」を選択します。

「比較に使うテーブルまたはクエリを選択します。たとえば、前の画面で［得意先］テーブルを選択した場合、注文がなかった得意先だけを取り出すには、［受注］テーブルを選択します。」で２つ目のテーブル「製品マスター」を選択します。

「２つのテーブルに共通するデータを含むフィールドを選択します。たとえば、［得意先］テーブルと［受注］テーブルは、［得意先コード］フィールドによって関連付けられます。関連付けるフィールドは、それぞれの別の名前でもかまいません。各テーブルから関連付けるフィールドを選択し、［<=>］をクリックしてください。」で共通するフィールドを選択します。　ここでは［商品ID］を選択します。

「クエリの結果に表示するフィールドを選択してください。」でフィールドを選択します。　ここでは［商品ID］［商品コード］［商品名］を選択しました。

「クエリ名を指定してください。」で変更するならばクエリ名を入力します。
「これで、クエリを作成するための設定は終了しました。クエリを作成した後に行うことを選択してください。」でここでは［クエリを実行して結果を表示する］を選択しました。

実行結果です。［商品ID］が4と7のレコードが抽出できました。

日付と期間で抽出するクエリを作成する

Access2013のクエリで、日付と期間で抽出します。

抽出元のテーブルです。この［販売日］フィールドから抽出します。

日付を指定し抽出します。
クエリデザインを開き［販売日］フィールドの抽出条件に、抽出日の両端に「#」を付け指定します。
ここでは「2014年06月08日」を抽出するために「#2014/06/08#」と入力しています。

クエリの実行結果です。指定日で抽出できました。

次に期間で抽出します。抽出条件には「between 開始日 and 終了日」と入力します。上と同様に日付の両端に「#」を付け指定します。
ここでは「2014年06月08日から2014年07月10日」を抽出するために「between #2014/06/08# and #2014/07/10#」と入力しています。

クエリの実行結果です。期間で抽出できました。