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2017年1月21日土曜日

フィールドプロパティの既定値・値要求の設定と実行結果|アクセス入門

Access2013のフィールドプロパティ、既定値の設定と実行結果、値要求の設定と実行結果です。


≪既定値の設定と実行結果≫


既定値を設定しない場合、新規レコードのデータは空白になっています。
既定値を設定すると、自動的にデータが表示されます。
このデータは表示されているだけで、レコードを登録しないと保存されません。
既定値の設定と実行画面

テーブルをデザインビューにし既定値を設定します。

1.設定するフィールドに移動します。
2.フィールドの[既定値]に表示したい値や式を入力します。

ここでは、今日の日付が表示されるようDate関数を入力します。
デザインビューにし既定値を設定する

テーブルを保存し、テーブルビューを実行すると自動的に今日の日付が表示されます。
自動的に今日の日付が表示される

≪値要求の設定と実行結果≫


値要求を設定すると、必ずデータを入力しないとレコードは登録できなくなります。

テーブルをデザインビューにし値要求を設定します。

1.設定するフィールドに移動します。
2.フィールドの[値要求]を「いいえ」から「はい」に変更します。
値要求の設定と実行画面

データを入力せずに別のレコードに移動しようとすると「〇〇〇フィールドに値を入力してください。」とエラーメッセージが表示されレコードは登録できません。
エラーメッセージが表示されレコードは登録できない

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2017年1月16日月曜日

アクセス入門 | 日付・年月・大文字・小数点・郵便番号の定型入力の設定例

Access2013で、日付・年月・大文字・小数点・郵便番号の定型入力の設定例です。


≪日付入力を定型入力ウィザードで設定する方法≫


1.デザインビューで、設定するフィールドに移動します。
2.フィールドプロパティの「定型入力」欄右の[…]ボタンをクリックします。
日付入力を定型入力ウィザードで設定する画面

定型入力ウィザードが開きます。

1.定型入力名を選択します。
2.入力テストができます。
3.[次へ]ボタンをクリックします。
定型入力ウィザード

1.定型入力の書式を確認します。
2.データを入力する前に表示される、代替文字を指定します。
3.入力テストができます。
4.[次へ]ボタンをクリックします。
定型入力の書式を確認

[完了]ボタンをクリックし、終了です。
[完了]ボタンをクリックし、終了

これで入力フィールドに移動すると、定型入力が表示されます。
定型入力が表示

定型入力通り入力しないと、「入力した値は、このフィールドに設定されている定型入力(--)に従っていません。」とエラーメッセージが表示されます。
定型入力通り入力しないとエラーメッセージが表示される

≪年月入力を定型入力ウィザードで設定する方法≫


定型入力ウィザードで、日付の入力形式を選択します。
年月入力を定型入力ウィザードで設定する画面

形式変更の画面で、日の部分を削除し年月だけにします。
日の部分を削除し年月だけにする

これで年月が定型入力できるようになります。
この場合、日付/時刻型ではできないので、テキスト型にします。
年月が定型入力できるようになる

≪自動的に大文字で定型入力する≫


下のように大文字にするには先頭に「>」を付けます。
自動的に大文字で定型入力する画面

これで小文字を入力しても、自動的に大文字になります。
小文字を入力しても、自動的に大文字になる

≪小数点以下の桁数を定型入力する≫


小数点以下2桁にする場合、「#.00」のように設定します。
小数点以下の桁数を定型入力する画面

これで必ず小数点以下2桁で入力するようになります。
小数点以下2桁で入力

≪郵便番号を定型入力ウィザードで設定する方法≫


定型入力ウィザードで「郵便番号」を選択します。
郵便番号を定型入力ウィザードで設定する画面

これで郵便番号を「3桁-4桁」の形式で入力できます。
郵便番号を「3桁-4桁」の形式で入力できた

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2017年1月15日日曜日

アクセス入門 | テーブルプロパティとフィールドプロパティの種類と説明

Access2013のテーブルプロパティと、フィールドプロパティの説明です。

テーブルをデザインビューで開きます。

1に表示されているのが、テーブルプロパティです。
2に表示されているのが、フィールドプロパティです。
テーブルプロパティとフィールドプロパティ

≪テーブルプロパティの種類と説明≫

  • 切断時は読み取り専用 : 接続を切断した場合、読み取り専用にする
  • サブデータシートの展開 : サブデータシート表示時、展開するかどうか
  • サブデータシートの高さ : サブデータシート表示時の高さ
  • 方向 : 表示の方向
  • 説明 : テーブルの説明を入力
  • 既定のビュー : テーブルをひらいた時のビュー
  • 入力規則 : 入力時の制限
  • エラーメッセージ : 入力規則に違反した場合のメッセージ
  • フィルター : 抽出の設定
  • 並べ替え : 並べ替えの設定
  • サブデータシート名 : サブデータシートに連結されるテーブル名を付ける設定
  • リンク子フィールド : 子サブデータシートに連結されるフィールド
  • リンク親フィールド : 親サブデータシートに連結されるフィールド
  • 読み込み時にフィルター適用 : 読み込み時にフィルターを適用するかどうか
  • 読み込み時に並べ替えを適用 : 読み込み時に並べ替えを適用するかどうか

≪フィールドプロパティの種類と説明≫

  • フィールドサイズ : データを入力できるサイズ
  • 書式 : 表示する書式
  • 小数点以下表示桁数 : 小数点以下の表示桁数
  • 定型入力 : 決まった型での入力
  • 標題 : フォームで表示されるラベル
  • 既定値 : 入力前に自動的に表示される値
  • 入力規則 : 入力値を制限する
  • エラーメッセージ : 入力規則に違反した場合のメッセージ
  • 値要求 : 必ず入力する必要があるかどうかの設定
  • 空文字列の許可 : 長さ0の空文字を許可するかどうか(必ずデータを入力)
  • インデックス : インデックスを使用するかどうか
  • Unicode圧縮 : Unicode圧縮をするかどうか
  • IME入力モード : IME入力モードの設定(全角、半角英数など)
  • IME変換モード : IME変換モードの設定(一般、人名/地名など)
  • ふりがな : 自動的にふりがなを入力するコントロールを指定する
  • 住所入力支援 : 郵便番号⇔住所変換を指定
  • 文字配置 : コントロール内の表示位置
  • 日付選択カレンダーの表示 : 日付選択カレンダーを表示するかどうか
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2017年1月14日土曜日

Access入門|フィールドのデータ型とフィールドサイズを変更する方法

Access2013でフィールドのデータ型を変更する方法と、フィールドサイズを変更する方法です。


下の「倉庫」フィールドのデータ型とフィールドサイズを変更します。
「倉庫」フィールドのデータ型とフィールドサイズを変更する

≪データシートビューでフィールドのデータ型を変更する方法≫


1.変更するフィールドに移動します。
2.リボンの[テーブルーツール]~[フィールド]~表示形式グループの[データ型]コンボボックスで選択します。
データシートビューでフィールドのデータ型を変更する画面

「一部のデータが失われる可能性があります。 1つ以上のフィールドのサイズが小さな値に変更されました。データが失われると、入力規則に違反する可能性があります。 このまま続けますか?」と表示されるので、問題なければ[はい]をクリックします。
問題なければ[はい]をクリックする

実際に変換中にエラーが発生した場合は、「データの変換中にエラーが発生しました。 〇件のレコードのデータが失われました。 継続しますか?」とメッセージが表示されます。
データの変換中にエラーが発生しました

変換すると下のようにエラーが発生したデータは削除されています。
エラーが発生したデータは削除されてる

≪デザインビューでフィールドのデータ型を変更する方法≫


フィールド名のデータ型のコンボボックスで選択します。
デザインビューでフィールドのデータ型を変更する画面

≪データシートビューでフィールドサイズを変更する方法≫


1.変更するフィールドに移動します。
2.リボンの[テーブルーツール]~[フィールド]~プロパティグループの[フィールドサイズ]に入力します。
データシートビューでフィールドサイズを変更する画面

「一部のデータが失われる可能性があります。 1つ以上のフィールドのサイズが小さな値に変更されました。データが失われると、入力規則に違反する可能性があります。 このまま続けますか?」と表示されるので、問題なければ[はい]をクリックします。
一部のデータが失われる可能性があります。

≪デザインビューでフィールドサイズを変更する方法≫


変更するフィールドに移動し、下のフィールドプロパティのフィールドサイズに入力します。
デザインビューでフィールドサイズを変更する画面

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