アクセスで文字列を、検索と置換(あいまい検索・表示書式で検索)を行う方法を掲載しています。
アクセスはデータベースなので、データ量が大量になります。なので、検索と置換は必ず必要になる機能です。
●検索方法
テーブル・クエリを開き、リボンの[ホーム]~[検索]をクリックします。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[f]キーです。
- 検索する文字列を入力します。
- 探す場所を[現在のフィールド]か[現在のドキュメント]から選択します。
[現在のフィールド]を選択すると、カーソルがあるフィールドから検索します。
[現在のドキュメント]を選択すると、テーブル・クエリ全体から検索します。
- 検索条件を[フィールドの一部分][フィールド全体][フィールドの先頭]から選択します。
[フィールドの一部分]では、一部分が一致するデータを検索します。
[フィールド全体]では、全部が一致するデータを検索します。
[フィールドの先頭]では、先頭が一致するデータを検索します。
- 検索方向を[上へ][下へ][すべて]から選択します。
- チェックを入れると英数字の大文字・小文字を区別して検索します。
- チェックを入れると、設定した書式で検索します。(下に詳しい説明があります)
これで[次を検索]ボタンをクリックすると検索を開始し、見つかるとそのデータ位置に移動します。
●あいまい検索
上の検索条件で[フィールドの一部分]を選択してもできますが、ここで説明するワイルドカードを覚えておくと他のアプリでも応用できます。ワイルドカードには他に色々と使い方がありますが、基本この方法でたいがいOKです。
下のように「*」(アスタリスク)を、検索文字列の前後に付けます。
これで検索文字列が含まれるデータを検索できます。
●表示書式で検索するについて
下は郵便番号フィールドの書式に「@@@-@@@@」に設定し、中に「-」を表示するように設定しています。
[表示書式で検索する]をOFFの状態で、「100-0005」を検索すると見つかりません。
実際のデータは「1000005」だからです。
[表示書式で検索する]をONの状態で、「100-0005」を検索すると見つかりました。
●置換方法
テーブル・クエリを開き、リボンの[ホーム]~[置換]をクリックします。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[h]キーです。
1.検索する文字列と検索後の文字列を入力します。
2.設定は上の検索方法と同じです。
3.最初に[次を検索]ボタンをクリックします。
4.見つかれば[置換]か[すべて置換]をクリックします。
[置換]ボタンをクリックすると、置換後、次を検索し見つかった位置へ移動します。
なので、見つからなくなるまで[置換]ボタンで次々と置換できます。
あいまい検索で説明しました、ワイルドカードでも検索し置換えることができます。
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