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2017年4月6日木曜日

アクセス入門 | 検索と置換 - 文字列・あいまい検索・クエリ・ショートカット

アクセスで文字列を、検索と置換(あいまい検索・表示書式で検索)を行う方法を掲載しています。


アクセスはデータベースなので、データ量が大量になります。なので、検索と置換は必ず必要になる機能です。

●検索方法


テーブル・クエリを開き、リボンの[ホーム]~[検索]をクリックします。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[f]キーです。
[検索]をクリックする

  1. 検索する文字列を入力します。
  2. 探す場所を[現在のフィールド]か[現在のドキュメント]から選択します。
    [現在のフィールド]を選択すると、カーソルがあるフィールドから検索します。
    [現在のドキュメント]を選択すると、テーブル・クエリ全体から検索します。
  3. 検索条件を[フィールドの一部分][フィールド全体][フィールドの先頭]から選択します。
    [フィールドの一部分]では、一部分が一致するデータを検索します。
    [フィールド全体]では、全部が一致するデータを検索します。
    [フィールドの先頭]では、先頭が一致するデータを検索します。
  4. 検索方向を[上へ][下へ][すべて]から選択します。
  5. チェックを入れると英数字の大文字・小文字を区別して検索します。
  6. チェックを入れると、設定した書式で検索します。(下に詳しい説明があります)
検索する文字列を入力し実行

これで[次を検索]ボタンをクリックすると検索を開始し、見つかるとそのデータ位置に移動します。
[次を検索]ボタンをクリックする

●あいまい検索


上の検索条件で[フィールドの一部分]を選択してもできますが、ここで説明するワイルドカードを覚えておくと他のアプリでも応用できます。ワイルドカードには他に色々と使い方がありますが、基本この方法でたいがいOKです。

下のように「*」(アスタリスク)を、検索文字列の前後に付けます。
これで検索文字列が含まれるデータを検索できます。
「*」(アスタリスク)を、検索文字列の前後に付ける

●表示書式で検索するについて


下は郵便番号フィールドの書式に「@@@-@@@@」に設定し、中に「-」を表示するように設定しています。
郵便番号フィールドの書式設定

[表示書式で検索する]をOFFの状態で、「100-0005」を検索すると見つかりません。
実際のデータは「1000005」だからです。
[表示書式で検索する]をOFFの状態

[表示書式で検索する]をONの状態で、「100-0005」を検索すると見つかりました。
[表示書式で検索する]をONの状態

●置換方法


テーブル・クエリを開き、リボンの[ホーム]~[置換]をクリックします。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[h]キーです。
[置換]をクリックする

1.検索する文字列と検索後の文字列を入力します。
2.設定は上の検索方法と同じです。
3.最初に[次を検索]ボタンをクリックします。
4.見つかれば[置換]か[すべて置換]をクリックします。
検索する文字列と検索後の文字列を入力し置換える

[置換]ボタンをクリックすると、置換後、次を検索し見つかった位置へ移動します。
なので、見つからなくなるまで[置換]ボタンで次々と置換できます。
見つからなくなるまで[置換]ボタンで次々と置換できる

あいまい検索で説明しました、ワイルドカードでも検索し置換えることができます。
ワイルドカードでも検索し置換えることができる

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