Access2013で、フィールドのデータ型とフィールドサイズを設定します。
フィールドサイズがデフォルトのままで大きすぎると、データベースファイルサイズがムダに大きくなるばかりでなく処理速度にも影響します。
IDはそのテーブル内で唯一の数値を割り当てたいので「オートナンバー型」にします。 これでレコードが追加されたり削除されたりしても、そのレコードに割り当てられた数値は変わりません。 割り当てられた数値で抽出すると必ずそのレコードが呼び出されることになります。
下の「棚番号」などのように複数のレコードに同じ数値が入力される場合は「数値型」します。
年齢・数量・回数なども「数値型」になります。
「棚番号」は整数なので「整数型」か「長整数型」になります。
「整数型」は2バイトサイズで-32,768 ~ 32,767の整数、「長整数型」は4バイトサイズで-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647の整数になります。
以前は入力数値が小さい場合は「整数型」にするのが主流でしたが、現在ではパソコンの向上から「長整数型」の方が処理速度が早いと言われています。
サイズも2バイトしか変わらないので「長整数型」を使うようにします。
「商品名」などの場合は文字が入力されるので「短いテキスト」か「長いテキスト」になります。
「短いテキスト」にした場合サイズは255バイト、「長いテキスト」は最大1ギガバイトまでです。
「商品名」や「氏名」などの場合、通常それほど長い文字にはならないのでフィールドサイズを小さくします。
将来や例外なども考慮し、余裕を持ったサイズに設定します。
下の場合35バイトに設定しているので、全角で35文字まで入力できます。
「重量」などの場合小数を入力することになります。
その場合12バイトの「十進型」か4バイトの「単精度浮動小数型」か8バイトの「倍精度浮動小数型」になります。
「十進型」は精度が必要ない場合、「倍精度浮動小数型」はもっとも精度が高い型になります。
「単価」などの場合は「長整数型」か「通貨型」になります。
「通貨型」にすると「¥」が付いて表示され、小数計算などの精度も整数型より高いです。
なのでお金のフィールドは「通貨型」がいいようです。
関連する記事
フィールドデータ型
オートナンバー型とは
デザインビューを使ったテーブル作成方法