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2014年1月2日木曜日

IIF関数をクエリで使う - アクセス・Access2013

Access2013で、IIF関数をクエリで使う方法です。 IIF関数とは条件によって処理を分岐させる関数です。
構文: IIF( 論理式 , 真の場合の処理 , 偽の場合の処理)

クエリを作成する元のテーブルです。性別フィールドは男性が1、女性が2で入力されています。これをクエリで数字ではなく「男・女」で表示させます。
性別フィールドは男性が1、女性が2で入力
クエリデザインで次の関数を入力します。
性: IIF([性別]=1,"男","女")

クエリデザインで次の関数を入力
実行結果です。番号ではなく「男・女」で表示されるようになりました。
番号ではなく「男・女」で表示

しかし下のように、もし性別に1と2以外が入力されていた場合すべて「女」になってしまいます。これを対策します。
性別に1と2以外が入力されていた場合
クエリデザインで下記の式を入力します。
性: IIF([性別]=1,"男",IIF([性別]=2,"女","不明"))
これで、1と2以外は「不明」と表示されるようになります。
1と2以外は「不明」と表示
実行結果です。0が不明と表示されました。
0が不明と表示