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2016年12月28日水曜日

アクセス入門 | リレーションシップを設定する方法と結合の種類

Access2013で、リレーションシップを設定する方法と結合の種類の説明です。


≪リレーションシップとは≫


リレーションシップとは複数のテーブルやクエリを関連付ける機能です。

例えば設備管理のデータベースの場合、「設備の名称や型式のデータ」「予備部品のデータ」「トラブル履歴のデータ」など多くのデータを入力するフィールドが必要になります。
これを一つのテーブルに入力することは重複データが多くなり、無駄です。
このような場合、それぞれのテーブルを作成し、一意のIDで関連付けたリレーションシップを作成し使用します。

≪リレーションシップを設定する方法≫


リボンの[データベース ツール]~[リレーションシップ]をクリックします。
リレーションシップを設定する画面

1.初めて設定する場合は、テーブルの表示ダイアログがひらきますが、開いていない場合は、リボンの[リレーションシップ ツール]~[デザイン]~[テーブルの表示]をクリックします。
2.設定する、テーブルまたはクエリをダブルクリックするか、選択し[追加]ボタンをクリックします。
テーブルの表示ダイアログ

複数のテーブルをリレーションシップに配置した画面です。
複数のテーブルをリレーションシップに配置した画面

1.関連付けるフィールドをクリックし選択します。
2.別のテーブルの関連付けるフィールドにドラッグします。
関連付けるフィールド同士をドラッグする

リレーションシップのダイアログ開くの[作成]ボタンをクリックします。
リレーションシップのダイアログ

これで関連付けるフィールドが線で結ばれました。
関連付けるフィールドが線で結ばれた

≪リレーションシップの結合の種類≫


リレーションシップ ダイアログで[結合の種類]ボタンをクリックします。
結合プロパティ ダイアログが開くので、下記の種類から選択します。

  • [両方のテーブルの結合フィールドが同じ行だけを含める。] - 2つのテーブルで同じデータがあるレコードのみ表示します。
  • [(1つ目のテーブル)の全レコードと(2つ目のテーブル)の同じ結合フィールドのレコードだけを含める。] -  2つ目のテーブルは同じデータがあるレコードのみ表示されます。
  • [(2つ目のテーブル)の全レコードと(1つ目のテーブル)の同じ結合フィールドのレコードだけを含める。] -  1つ目のテーブルは同じデータがあるレコードのみ表示されます。

リレーションシップ ダイアログと結合プロパティ

3種類の結合で作成したリレーションシップです。
3種類の結合で作成したリレーションシップの画面

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